アーケードゲーム遍歴3

 ナムコがアーケードゲームでぶいぶいいわしていた黄金時代前期の頃の他社ゲームにもふれておかないといけない。なにやったかなぁ。
 まずこれははずせないというゲーム。”バスター”というゲーム。聞いたことある人はあまりいないかもしれない。駄菓子屋のテーブル筐体で稼動していたゲームだ。どういったゲームかというと、横から見たゼビウスみたいな感じで、主人公機はロボット。当時はセンセーショナルなゼビウスの登場後、ゼビウス風味を加味したゲームが一気に増えた。灰色で立体感のあるキャラで、赤色が明滅している。バスターもキャラが灰色で立体的、敵キャラの変形ギミックも細かく表現している。赤色の明滅はなかったかな。よく覚えていない。おそらくはマニアックな部類に入るかもしれないこのゲーム、意外に僕は好きだった。地下から現れた敵キャラが、小さい翼を広げてくるくる回転しながら上昇していくという動きが好きだった。あとぴょーんぴょーんと跳ねながら林の中を近づいてくる敵キャラとか。たしか、ピグモンみたいなキャラが出てきて、そのキャラは攻撃とかしてこないんだけど、そのキャラにこっちから攻撃すると、すぐあとにゴジラみたいな強敵が現れたような演出があったような気がする。ピグモンを攻撃しないと、そのゴジラはたしか出てこなかったはず。自機はロボットなので被弾面積が大きい。よって難しい。敵の弾も速くて避けづらい。でもあのゼビウスライクな表現はけっこう気に入っていた。何回も遊びましたよ。なぜあのゲームが移植されないのか、不思議。
 ボンジャック。アーケード版ボンジャックは背景がとってもきれいなゲームだった。当時話題になっていたはず。で、敵キャラが、灰色の立体的で、赤色が明滅している。べつにゼビウスのまねしやがって、とかは考えず、純粋に画面のきれいなゲームだなぁと思っていた。ゲーム内容も面白かったし、好きなゲームの一つだった。曲も、いい曲ばかりだった…。このゲーム会社はテーカンといって、のちのテクモになる会社だ。
 テーカンつながりでいえば、スターフォースはシューティングゲーム史においてとても革新的だったんじゃなかろうか。ゼビウスの登場から、アーケードゲームは平面的表現手法から立体的表現に変化しつつあった。スターフォースも、なんかいろんなところが明滅していてとてもきれいなゲームだった。なんといっても他のゲームにはみられないスピード感がスターフォースにはあった。地上物と飛行物が同じ弾で破壊できるという単純さ、ボーナスの多さ、隠しキャラの多さ。駄菓子屋の筐体でプレイしていたときに不良っぽいお兄さんに、
 「うまいじゃん。」と言われ、
 「ぜんぜんうまくないですよ。」
 と、びくびくしながら話したことを覚えている。
 B-ウィングは最高のシューティングゲームの一つだ。のちに”ダーウィン4078”につながる価値あるゲームだ。あの複数のウィングによって攻撃の仕方が変わるっていうのは新しい発想だ。でも敵キャラは大味なキャラが多かったと記憶している。とくにボスキャラのなんと大味なことか。ドクンドクンという心臓音のようなBGMも最高だ。敵キャラを回避するのに下をくぐるっていうのもなかったんじゃないかな。でも下くぐるとウィングがはずれちゃうんだよね。画面が立体的でありながら平面的でもあるという、ゲーム進化の過渡期にあった貴重なゲームだ。
 バルガスというゲームは、駄菓子屋じゃなくゲーセンで見かけたゲームだ。どんなゲームだったかはあまり覚えていない。あまり印象にないシューティングゲーム。でもその後に出たエグゼドエグゼスは面白いゲームだった。空中に浮遊している構造物が、地上のスクロールよりもはやく流れ、ゲームの世界の高低さを表現している。敵キャラも昆虫をモチーフにしており、キモかった。面途中に現れる中ボスのキモさといったら…。二人同時プレイができるシューティングってこのゲームが最初か…もしくはツインビーなのか。
 ツインビーの記憶はほとんどない。あれだけの名作シューティングなのに。ファミコン版はやりこんだ記憶があるが、アーケード版はあまりやらなかったような気がする。
 ハイパーオリンピックには言及せざるを得ない。ハイパーオリンピックといえば、定規だ。逆に定規といえばハイパーオリンピックだ。定規はハイパーオリンピックで使うものだ。まっすぐな線を引くとか、何センチか計るというのは後付け設定だと思われる。
 「ハイパーオリンピック見てて思ったんだけど、あの定規ってやつ使えばまっすぐな線とか引けるんじゃね?」
 皆ばたばたと定規を使っていたものだ。でも半分くらいは爪でこすっていた人もいたっけ。舞台はロサンゼルスオリンピックだっけ?
 他にやった面白かったゲームは、シティコネクション。たしかマリオブラザーズもアーケードで稼動していた。