眼科検診に行ってきた

 半年に一回、眼科検診に行くようにしている。緑内障予備軍とレッテルを貼られた僕は検診に行かざるを得ないのだ。目は大事だしね。やっぱり定期的に検診は行っておかないと。
 予約時間ぎりぎりに到着。受付に行くと、”〇〇さんですね”と名前を言われる。半年ごとにしか行っていないのに名前を覚えてくれるなんてすごい。まぁいつも同じ格好しているので覚えられやすいんだろうな。
 まずはいつもの視野検査。これがけっこうつらい。暗室で、半円球のオブジェ内の一点を見つめてどこかが光ったらボタンを押すのだ。まばたきしていいですよと言われても、まばたきしている間に光ったらどうするんだ。前回は満点といわれた。今回もハイスコア目指して頑張らなければならない。
 片目に眼帯をしてプレイするのだが、毎回途中で眠くなるし、目がチカチカして光なのか気のせいなのかわからないことがある。とりあえずなにか変化があったらボタンを押しておけば間違いない。ようするにこの視野検査というのは、視界の中で見えていない部分があるかどうかチェックするための検査だ。視野が欠けていたら、その部分の光は見えないので視界の状況を把握することができる。でもやたらめったら押すとチェックにならないので、あくまでなにか変化があったらボタンを押すのだ。
 検査の途中、眠くなってきた。目をつむるわけにもいかず、とにかくめをばっちり開いておかないと。しかし集中することが難しい。毎回思うのだがもうちょっと眠くならない工夫が欲しいところだ。検査中にハードロックの曲を流すとか。この検査で眠くならない人が果たしてこの世に存在するのだろうか。もう何も考えられない。いや、むしろ考えちゃいけないのか。これは考える検査じゃない。
 意識が飛び去った中で、ボタンを押し続ける。もう無心の境地。チカッ、ピッ…チカッ…ピッ…。見えるぞ、私にも敵が見える!ニュータイプへ覚醒しつつあるというのか!
 2,30分して視野検査は終わった。あ~疲れた。この検査で目が疲労したら笑える話じゃない。
 しばらく病院のソファで待ち続ける。眠くなってきた。この病院で寝たら熟睡できそうだ。うつらうつらしていると、僕の名前が呼ばれた。半分寝ながらその呼び出しに反応する。
 次は最新の機械による、眼球のスライス画像撮り。僕はこういったマニアックな機械にすごく興味がある。眼科に来るといろいろな機械がおいてあるのでその一つひとつが気になってしょうがない。たまに超レトロな機械もあり、それはそれで味がある。続いて目の写真を撮り、眼圧検査。眼圧検査では、フッと目に風が当たる。なかなかつらいものだ。
 一通り検査が終わったあと、それほど時間を待たずに、医師による検査結果。これがいつも緊張する。
 「言いにくいんだけど…もうダメだね。」
 とか言われたら…と思うと絶望的な気分になる。あぁもう僕はダメなのか…。
 
 パソコンの画像を見ながら、検査結果を聞く。視野検査は前回と変わらず良いらしい。目の断面図を見せられ、この程度なら大丈夫でしょう、といわれる。次の検査は半年後じゃなくて、一年後でもいいけどどうする?と聞かれる。まぁでも一応半年後で、と答える。眼科検診は半年ごとがちょうどいい。
 結果、前回とは変わらず。コンタクトレンズも使用していいらしい。本当は別に眼鏡で過ごしてもいいんだけどね。なんかノリでコンタクトを注文してしまった。
 コンタクトレンズに関して、アマゾンでも売ってるみたいなんだけどあれは使ってもいいのか気になるところ。たしかにアマゾンの方が安いだろうし、別にモノ自体はちゃんとしたメーカー品だし、とは思う。でも目のことを考えると、やっぱり眼科で注文したほうが安全かもしれない。でもお財布にはやさしくない。
 検査してもらうと、安心感がある。僕の周りでも眼科検診に行っていない人ってけっこう多い。僕みたいに半年ごとじゃなくても、1年に一回、2年に一回とか行ってみた方がいいんじゃないかなと思う。