仕事への取り組む姿勢とは

 何を考えて仕事をするか。これは大切な問題だ。誰だって仕事を効率的にこなしたいと思うだろう。そうすることで社内の評価も上がるし、ひいては昇給にもつながる。会社の命運を左右する大事なプロジェクトを任されることにもなるし、かつて働いていた会社の上司のように、外資系企業からヘッドハンティングされることだってあるだろう。
 だが仕事というものはそうそううまくはいかないものだ。僕がよく思うのは、仕事は”速さ”が大事か、それとも”質”が大事かということだ。もちろん”速さと質”両方ともなっていることが理想的ではある。だがそれは世にいうエリートと呼ばれる人々の領域であると思う。僕のような凡庸な人間はどちらかを選択しなければならない。
 僕の(あまり深いとは言えない)経験上、どちらかを選択するなら、明らかに”速度”であると判断する。”質”の良い仕事をしても高評価は得られない。”速度”を求めることにより、社内の人間から評価される。より多くの仕事をこなすことで、仕事に対する姿勢や努力が認められる。そのためには、仕方のないことだが、仕事における”質”というものはある程度犠牲にしなければならない。不本意なことではある。だが丁寧な仕事をしてもそれほど評価されないというのが現実だ。もちろん業種にもよるだろうが。
 で、先々週、僕は職場であることをずっと考えていた。つい最近知った”ロボっ子ビートン”のOPEDの歌が延々と脳の中でリピートしていたのだ。いい年した大人の頭の中が、仕事中に”ロボっ子ビートン”のOPEDの歌でいっぱいなのだ。信じられるかい?にわかには信じられないだろうが、それが現実。あなたが信じようと信じまいとそれが現実。
 「○○さん、先週の仕事のことなんですけど…。」
 「(どーなっつ、たこやき、いちごみ~る~く)…あ、ええと、どの仕事ですか?」
 「この書類って○○さんが書いたものですか?」
 「(ビートンきどってる、ビートンきどってる)…ん、ええと、どうでしたかなぁ。」
 誰も知らない、知られちゃいけない、この現実。もしそんなことを知られたら、僕の今まで築き上げてきた地位と名声が…(当然そんなものは皆無)。どんなエリートも、どんなスーパーコンピュータのAIでも予測つくまい。僕の頭の中のこの秘密を!
 「あいつ、今ロボっ子ビートンの歌のことを考えているな…。」
 と、僕の考えていることを読める人間がいたとしたら、そいつはエリートでもなんでもない。ただの変人だ。
 「データブソク…リカイフノウ…」
 と、スーパーコンピュータのAIがパチパチと火花を散らし、建物ごと爆発崩壊するさまが目に浮かぶようだ。
 先週はというと、”勇者ライディーン”のエンディングの歌が頭の中でエンドレスリピートしていた。っていうか、安彦良和つながりかよっ。
 立ち話で仕事の打ち合わせをしていた時だ。僕がしばらく関知していなかった仕事のことなので、何のことやらわからない。そんな時、
 「(たたかえと~たたかえと~だれかがさけ~ぶ~)」
 「(おれは~あき~らだ~きみの~なか~ま~だ~)」
 まさに人間のクズ。
 だがこうも考えられる。ライディーンのEDの歌のことを考えている僕を見て、”あっ、あの人のあんな真剣な表情初めて見た。”とか思う奇特な人がいないとも考えられない。深い思索にふける僕を見て感銘を受ける人がいないともかぎらない。
 こんな僕ですがだれかヘッドハンティングしようよ。

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